地鎮祭のあと、神主さんから土地の神様をしずめるためのもの「お鎮め物」をいただきます。
お鎮め物とは建物が立つ土地の中央付近に埋めて、工事の安全と完成後に暮らす人々に安穏と幸福をもたらすためのものです。
「工事が始まる前にこのお鎮め物を持って行かなければ!」
ミッションインポッシブルのテーマ曲と共にお鎮め物をカバンに入れて、任務遂行を誓いました。
現場では根切りの後に採石をひく作業が始まります。
その後機械で転圧していくのですが、それからでは遅いので転圧の前にお鎮め物を埋めなければいけません。
作業はぴったり時間通りという訳にはいきません。
その日の工程は決まっているものの、土地の中央部は何時何分になるかなんて誰にもわからないのです。
小走りで現場に到着して、作業中の職人さんに声をかけると「聞いてます」とスコップで穴を掘ってくれたのです。
シエスタシリーズ現場監督の福田さんが、職人さんに伝えてくれていたようでした。
「ありがとうございます!」
神主さんから教えてもらった通りにお鎮め物が南向きになるように埋めました。
工事の安全と未来の入居者の人達が幸せになるように手を合わせて土をかけました。
「職人さん達が怪我をしないで無事にオーナー様に引き渡しが出来るように、どうかよろしくお願いいたします」
最後にもう一度頭を下げてお願いしました。
会社のみんなの思いです。
シエスタシリーズの中で一番規模の大きな物件となる上石神井アルボルハウスの工事は始まったばかりです。
まだ何もないこの土地に造り出されるアパートがどんな建物になるのか、今からとてもワクワクしています♪
オーナー様や完成後に住まわれる入居者の皆様に喜んで頂くため、これからもどんどん行動していきます!