こんにちは、北川です。引き続きシエスタヴィラ北千住アルボルハウスの現場レポートを行っていきます。
お伝えしたい事がたくさんあってどんどん更新してまいりますので皆様ぜひお付き合いください。
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ちなみにこのシエスタヴィラ北千住アルボルハウスですが、続々と入居者が決まってきている状態です。
この赤い矢印はシエスタヴィラ北千住アルボルハウスの現場で撮った物なのですが、皆さま見覚えはないでしょうか?
薄くなって若干分かりづらくなってますね。それではこちらはどうでしょうか?
この赤い矢印達、シエスタヴィラ北千住アルボルハウス以外にも日本全国、街のあらゆる所にある物なのですが…
皆様一度は目にしたことあるのではないでしょうか?
もし見た事ない方いらっしゃいましたら、道路や家と家の間の下方を見てみるとすぐ見つかる事と思います。
(その際はくれぐれも前方をご注意くださいませ…)
この矢印達はむやみやたらに街中に置かれた物ではなくちゃんと意味がある物なのです。
実はこれ「境界標」と呼ばれる物で土地と土地との見えない境界線を示す標識です。
不動産登記法では1区画の土地ごとに地番を付けます。その地番と地番の境が境界になり、わかりやすい様に境界を示しているのです。
ちなみに上記の写真では十字(+)と矢印(→)の二種類ありますが、
十字は基本的には十字の真ん中(まれに十字の真ん中ではないケースがあり、その場合は素人では判断が難しい為、土地家屋調査士という専門家に頼むと公平に判断してくれます)
矢印はまさに矢印が指している部分が境界点となります。
あとは丸やT字で示した境界標もあります。私が歩いて探した範囲では見つける事が出来なかったので、○やT字の境界標を見つけた方はレアな物を見つけられてラッキーかもしれません!
また素材もコンクリートで出来たものや石、プラスチック、金属など様々あります。
境界標は土地との境界線以外にも様々な役割があるんです。
境界を明確にする事で境界紛争などトラブルを予防できる。不動産取引における紛争において多いのが実は境界線を巡るトラブルなんです
土地の範囲があやふやだと知らないうちに侵害される可能性がありますが、範囲を明確にする事で侵害を未然に防ぐ事ができる
土地の面積や形状が明確になり売買や相続が発生した時迅速に対応できる
など、さりげない標識ながら色々と力を発揮している事がわかります!
今でこそコンクリートで出来ている境界標が増えてきましたが、昔は木杭が主流でした。しかし木の場合、年月と共に腐敗しやすく分かりにくくなってしまうなんて事も良くありました。昔は一つ一つの土地が今より遥かに大きく価格が今よりも安かった為、少々の誤差はお互いあまり気にしなかった様です。腐敗してても笑って済まされていたゆるさがあるのかもしれませんね。
しかし今は境界が1センチずれるだけで数十万円、いや数百万円と価格が変わってくるケースも多いので、境界標をしっかり示す事がとても大事になってきます
シエスタヴィラ北千住アルボルハウスは境界標はしっかりと示されておりますので皆様ご安心ください!
そして大事な土地を所有しているオーナーの皆様は、トラブル回避の為にも境界標の状況を再確認する習慣が大事になります。トラブルなく平和な日々が一番ですよね!