こんにちは プロモーション事業部の坂口です。
新築の現場は約6か月で完成します。
いつの間にすべて終わってしまう現場を工程ごとに追うこのシリーズ
今回は建設前に必ず行う地盤調査をレポートします。
プレートの重なりが多数存在し揺れやすい日本では、地震に強い安心な住宅が必要とされます。
不動産投資の資金繰りの計算でリスクを減らすのはもちろん
簡単に壊れないオーナー様へも入居者様へも安心の住宅を作ることがリスクを低く不動産経営をするポイントの一つです。
地盤調査をものすごく簡単に言うと、地面にストローのような中空の棒を差して下の地面の状態を確認する調査のことです。
更地を一見しただけでは土壌が柔らかいか、硬いか分かりません。
そこに機械で棒を差して、地盤を調査しそのまま上に建物を建てても安全かどうか確認します。
もし緩い地盤だった場合、地盤改良工事を行う必要があります。
木造住宅の場合、スウェーデン式サウンディング試験(別名:スクリューウエイト貫入試験)が一般的です。
高層マンションなどの大きな構造物を建てる場合は、さらに大規模なボーリング工事が行われます。
スウェーデン式サウンディング試験は、安価、複数個所に分けて調査を行うことが出来るところが一つの利点です。
同じ作業を繰り返しエリアに分けて地盤の調査をし、土地の改良が必要かどうか結果が出されます。
100キロ~180キロの力をかけて掘削しながら鉄管を入れていきます。
鉄管の掘削の際に、回らずとも入るのは柔らかすぎる良くない地盤で、回りながら入ると地盤としては良好な一つの指標だそうです。
古地図を見て、昔沼や川だった場所は地盤が緩いと予想できたりします。
土地の調査の前のデスクワークとして事前に古地図も確認しておくと新たな発見があるかもしれません。
次の作業は、「水道引き込み工事」
こちらも引き続きレポートしていきます!