こんにちは、プロモーション事業部の坂口です。
シエスタデュオ一橋学園コンテムセオは、そろそろ家感が出てきました。
その家感が出る工事、木工事、建て方をレポートします。
木工事とは、木材を使って組み立て、取り付けをする工事の総称です。
シエスタシリーズは在来軸組み工法の木造建築です。
在来軸組み工法は、日本の気候に合いリフォームや間取りに自由度が高い建築工法です。
工程だと、太字の部分が木工事です。
【大まかな工程】
基礎をつくる→土台を据える→柱を立てる→梁をかける→支えを作る→屋根の軸を作る
建て方とは、工場で継ぎ目をプレカットした木を現場で組み上げて柱にしていく作業のことです。
写真がプレカットされた木材です。
昔は、この複雑な継ぎ目を職人さんが現場でくりぬいて作っていたというので驚きです。
パズルの凸凹をどちらもその場て作ってぴったりはめていくなんてまさに職人技です。
現在では、建築の現場も効率化されて継ぎ目は専門のプレカット工場で加工された状態で運ばれてきます。
このおかげで工期も大幅に短縮されました。
カットされた柱一つ一つに住所が書かれています。
住所通りに組まれて家ができていきます。
住宅の性能の問題で起きるめまい、廃棄家などの健康被害、シックハウス症候群の対策のために建築基準法で定められた等級です。
建材にも対策が必要とされています。
ホルムアルデヒドを発散する面積によって使用制限がかけられています。
シエスタシリーズで使っているものは発散が少なく使用制限なしにつかえる等級F☆☆☆☆を使っています。
最高等級で問題なく使えます。
ちなみに名前付きです。
現場で見つけた”スジダブル”
あらゆる柱にスジダブルしてありました。
スジダブルって何でしょう??
このバッテンに見える、柱と柱を交差する木の支えを”筋交い”と言います。
筋交いは、地震や風圧に耐えられるように組む柱です。
これをダブル、表と裏につけるので”スジダブル”と記載しているようです
↑雨に濡れないようにきれいにブルーシートをかぶせる
現場の整理整頓が上手い職人さんたちです。
日曜の職人さんがお休みの時に行ってきました。快晴で写真日和。
木工事の現場は建築の専門技術をたくさん垣間見ることができて興味深いです!
次は、配筋検査の後に来る検査”躯体検査”です。