SiestaVilla田無TreakuBoks-遣り方-
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2023年9月16日
遣り方の現場です。
遣り方は「やりかた」と読みます。
地面に垂直の木の杭は水杭(みずくい)、地面に水平の木の板は水貫(みずぬき)と言い、水杭は水貫を取り付けるために立てる杭です。
遣り方は基礎の位置・高さを敷地に現わしています。
高さの基準を出すのは水貫、下の写真の赤い糸は水糸(みずいと)です。
水糸には基礎の中心と水平を示す役割があります。
地面はデコボコしているので、目安となる基準の高さがないと建物を建てることができませんよね。
遣り方は目立たない工程ですが、地面に水平を現わしている凄い工程なのです。