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Siesta Villa平和台Contemuseo -更地から上棟まで-

 
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2022年6月の土地購入から始まった単身向け賃貸住宅『Siesta Villa平和台Contemuseo』。その建築の様子を「現場レポート」と題し、まとめて紹介します。

私たちの得意とする2,3階建ての木造建築物はだいたい半年~8か月で完成します。

工事開始から完成までには、解体、地盤調査、水道引き込み工事、土工事(水盛り、遣り方)、基礎工事、配筋工事、足場架け、建て方、上棟、木工事、屋根、壁、防水工事、サッシ取り付け、設備搬入、外壁、内装、電気、階段、外構、各種検査など数多くの工事を経ます。

本記事では、更地の状態から木の骨組みを作る上棟までをリポートします。

更地 (2022年6月~9月)

着工に伴い、緑の柵を外し地盤調査を行いました。

※地盤調査とは、計器を用い地盤の強さ、弱さを測定することです。場合によっては地盤に鉄筋を埋め込むといった、地盤改良工事が必要となります。

根切・遣り方 (11月)

地盤調査の次は基礎工事を行います。

根切りとは、建物の基礎を作るために地下を掘る工程のことです。地面に埋める形で建物の土台を作ることで強度のある建物を作ることができます。

画像は遣り方の工程が分かる写真です。水盛り、遣り方の工程では、地面の水平、建物の位置、高さ、柱の位置を明確にします。

捨てコン(11月)

根切で掘削した土の上にコンクリートを流し、高さ0mの位置を明確にします。コンクリートで固めることで作業の利便性も上がります。

配筋、配筋検査(11月)

建築確認を受けたとおりに鉄筋を組みます。

地面と鉄筋との高さ、それぞれの鉄筋の間隔や長さが定められています。下の写真に見えるブロックは高さを出すためのスペーサーです。

建物保険を受けるために配筋検査を受けます。

鉄筋が図面通りに組まれているかの検査が行われます。シエスタシリーズはJIOの建物瑕疵保険です。

基礎工事(11月)

この段階で1階は、4部屋だなと部屋の区分けがぼんやりと見えてきます。

足場架け(12月)

来たる上棟に向けて足場を組みます。

建て方(12月)

建て方とは、柱や梁を組んでいく工程です。

重機で木材を持ち上げ作業場へ運び、一つ一つの木材を加工しながら梁、柱として手作業で組み合わせていきます。

2日かけて上棟しました。

屋内の様子です。

木の良い香りが満ちた空間は木造建築ならではです。

上棟した建物を実際に見ると建築をしている感を五感で感じられます。ものづくりに興味のある方はぜひご自身の物件に足を運んでみてはいかがでしょうか。

次は木工事~竣工まで

賃貸住宅は住居という性質上、建物の維持管理や環境美化が必須です。

環境整備のされていない住宅では入居者の不満を高め、退去の原因となります。

空室リスクを下げ安定した収益を得るには、メンテナンスに使える建築の知識が役立ちます。

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