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Siesta Villa平和台ConteMuseo -木工事から竣工まで-

 
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2022年6月の土地購入から始まった単身向け賃貸住宅『Siesta Villa平和台ConteMuseo』。その建築の様子を「現場レポート」と題し、まとめて紹介します。

私たちの得意とする2,3階建ての木造建築物はだいたい半年~8か月で完成します。

工事開始から完成までには、解体、地盤調査、水道引き込み工事、土工事(水盛り、遣り方)、基礎工事、配筋工事、足場架け、建て方、上棟、木工事、屋根、壁、防水工事、サッシ取り付け、設備搬入、外壁、内装、電気、階段、外構、各種検査など数多くの工事を経ます。

本記事では、木工事から竣工までをリポートします。

木工事(2023年1月)

木工事とは、木材を切り加工し必要な形に整形し住宅の一部とするために組み立てていく作業です。大工が技術や専門知識を駆使して作業を行います。

上棟の段階では窓枠など箱のそと壁の部分がなかったところに、木工事では完成に向けて木枠など主要な部分以外を組み立てていきます。

窓サッシを取り付ける(2月)

窓枠が完成すると次は窓サッシの取り付けです。窓サッシがぴったりと入るように職人さんの正確な技術力により枠が作られています。

外壁(2月~4月)

サッシが終わると次は、外壁の工事に入ります。写真に見えるこの白いものは透湿防水シート。透湿防水シートは防水性と透湿性を兼ね備えた特殊な構造を持っています。防水性は、雨水や湿気が建物内に浸入しないようにする働きを、透湿性は、建物内部の湿気を外部に排出する働きをします。これにより、建物内部の結露やカビの発生を防ぎながら、快適な環境を保つことができます。

貼り終えるとこのような姿に。

グレー、ブラック、ベージュ、ホワイトの4色のカラーリングです。この外壁は元からこのデザインで貼り分けます。という風に売り出されているのではなく、当社で貼り分けデザインをシミュレーションし下のような一枚一枚の外壁をデザイン通りに職人さんに取り付けていただいて完成しています。

内装、設備搬入(2月~4月)

外壁と並行して内装の工事も進んでいきます。

下の写真は断熱材を敷き詰めたところです。断熱材は、快適な住環境を保つために重要な機能があります。

たとえば、建物内外の温度差を緩和し、室内の温度を安定させる機能。水蒸気の侵入を防ぎ、湿気の発生や結露のリスクを軽減する機能。

音の伝達を防ぐ機能もあります。

断熱処理を行った後、石膏ボードで壁を作ります。壁ができた後は、住宅設備の搬入が進んでいきます。

最後に、クロス(壁紙)とフロア材を敷けば内装は8割完成まで近づきます。

外構工事(5月)

Siesta(シエスタ)シリーズでは外構にも重点を置き建物計画を行っています。多くの賃貸住宅では、コンクリートの打ちっぱなしの外観であったりと無機質な建物が多く外構にこだわること、それだけで物件を選ぶ立場にある方へ違いを感じていただくことができます。

施工前の様子は写真のように配管や柱がむき出しでしたが、完成ではタイルを使ったりとお客様のご案内ができるほどに見違えました。

このタイルも物件ごとに合うデザインを選定しています。

入居者層に人気の宅配ボックス、物件名を表記した館銘板を取り付け外構が完成いたしました。

植栽工事(5月)

最後に木や花の咲く植栽を植えます。植栽は手入れの手間がある分、住む方や内見する方に好印象を与える満室経営には効果のある手法です。植木の下にはウッドチップを使うなど植栽職人さんの手により物件ごとにこだわってデザインされています。

竣工(5月)

2023年11月から5月末までの約6か月をかけて完成したSiesta Villa平和台ConteMuseo(シエスタヴィラ、コンテムセオ)。

同時進行で進めていたSiesta Duo久米川TreakuBoks(シエスタデュオ、トレクボクス)との兼ね合い、減りつつある職人さんのやりくりなど様々なドラマがありつつも木造軸組み工法で予定通り出来上がりました。

不動産投資のリスクの一つに建物リスクというものがあります。これは建築をする会社が施工不良を行う可能性があるリスクのことです。

建築確認を申請しなければ共同住宅を建てることはできません、ということは法に則った建物しか建築でないことになります。しかし、ご自身の購入した建物が予想通りに建てられるものなのか、建物リスクを減らしたい方はぜひ施工会社の建築現場を内見してみてください。

同時進行で建築を進めた物件のレポートはこちら。

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