新築アパートシエスタシリーズ3つ目のコンセプト「シエスタシエロ」
私たち日生リビングシエスタは木造賃貸住宅を得意とし新築アパートを作っています。
その賃貸住宅アパート”シエスタシリーズ”3つ目のコンセプトは居室とは別に高さ1.4mのロフトのある空間が特徴です。
今回は、2022年第1棟が竣工する”シエスタシエロ”についてご紹介します。
目次
空をイメ―ジした賃貸住宅「シエスタシエロ」
「Siesta Cielo(シエスタシエロ)」は単身と2人での入居を想定した賃貸住宅です。
Siesta(ゆったりしたくつろぎの時間)+Cielo(空)
室内を2層に分けることで天井高の広い「空」のような空間をデザインコンセプトにした設計です。
居室と認定されないぎりぎりの高さ1.4mのロフトにすることでオーナー様の収益性と広々過ごしたい入居ニーズへの回答に一役買います。
入居ターゲットの世代、生活スタイルに合った下記の基本条件で1F 12㎡+2F 10㎡前後のお部屋です。
基本建築地域はシエスタヴィラシリーズと変わらず下記のとおりです。
- 一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)
- 東京駅から30km圏内
- 最寄り駅より徒歩10分以内
入居世代が考える必須設備、人気設備を収益性を保つことができる建築費の範囲内で選抜した駅近物件です。
▼シエスタヴィラシリーズについてはこちらへ
土地と空間を最大限活かすためのSiesta Cielo
1.4mのロフトが特徴だからできたのかな?
居室面積の半分までだとロフトは床面積に算入されないので税金上、建築基準法上で利点があります。その範囲内でロフトを作りました。
容積率に関係なく居住面積を広くすることでオーナー様のニーズと入居者様のニーズを満たすことができます。
どんな時にSiesta VillaじゃなくてSiesta Cieloになるの?
具体的にどういうこと?
下の図はSiesta Cielo久米川BrickHausです。
地区によって高度地区の制限内容(建物を建てられない空間の広さ)が違います。
この地域は、第2種高度地区です。
※斜線制限:赤 玄関ドア:黄色
実際に建てたのは2階建ての建物です。
もし3階建てで作るとしたら、斜線制限で3階の玄関ドアが点線の場所、1,2階の上につけらません。
無理に3階に部屋を作るなら、実線の後退した場所につけることになり部屋の面積が小さくなります。
部屋の中を見てみましょう。
下の図の実線部分は斜線制限で削られる面積です。
バストイレ、洗面など設備が入る場所を点線で囲むと居住面積が極端に小さくなることが分かります。
ワンルームで作れないことはないけれど小さすぎて入居者需要のない部屋になってしまいます。
今回建てたように3階建てにせず、1,2階+ロフトにすることで斜線から逃げることができます。
斜線から逃げるだけでなく高さのあるロフトがあることでシンプルなワンルームにするよりも家賃をあげることができます。
どんな土地の形状で使える?
道路付けで東西に横長のほうが斜線制限で削れる面積が大きくなります。
下記の図のように短辺が道路についているような形で第2種高度地区に位置する土地がSiesta Cielo建築の候補になります。
さらに、Siesta Cieloはペット共生型賃貸と相性の良い特徴を持っています。
ペット共生型賃貸にしたいオーナー様にもおすすめです。
【特徴】
・ロフト窓から空が見える
・ロフト階段の段差がある→猫が好きそうな空間に
実際にSiesta Cieloにお住まいになったお客様の愛猫も階段を上りおりするのが好きで良い遊び場所になっているようです。
ブランドロゴ
以前新ブランドロゴ完成をお披露目したSiesta Duo(シエスタデュオ)と同様、シエスタシエロもコンペを開催し2021年8月に271件の応募の中から1つが決まりました。
弊社アパートは外観と内装はもちろん、外構及び植栽を一体とした空間デザインに力を入れています。
その点をロゴから想像されるようなやわらかでありながらも高級感のあるものを選びました。
決定したロゴがこちら
▼デザイナーさんからのロゴコンセプトがこちら
【ロゴのご説明】
第3弾のブランド名のCieloの「C」をモチーフにして「月」を表現いたしました。
星と月と合わせて、「空」を表しています。
また、月のマークの上下の色を変えることによってメゾネットタイプのアパートであることをデザインしました。
ペールトーンで今世代にぴったりの色校を複数作成いただきました。
弊社社員の名刺に早速色違いのSiesta Cieloを採用したメンバーがいます。名刺を見られた際はチェックしていただけると喜びます。
これからのシエスタシリーズ
これまで1RのSiesta Villa、1LDKのSiesta Duo、リノベーションのSiesta Renoをご紹介してきました。
今回新しくできたのが、土地を最大限生かすためのコンセプトSiesta Cieloです。
ロスする空間面積を極力減らし収益性も取れる物件を作りました。
私たちは、物件を作るだけではなく作った後の管理まで当社で行うからこそオーナー様、入居者様のご期待に沿えるように日々、売買、仲介、管理、メンテナンス業務に取り組んでいます。